A. 平成31年に大学を卒業後、徳島県庁に入庁し、公共工事の設計・発注といった仕事をしていました。その後、令和3年3月に税理士法人徳島に入社しました。
A. 前職が公務員の技術職で、配属される部署のほとんどでは県民の皆様の声は聞こえません。
社会には絶対に必要な仕事ですが、誰の願いで誰のために仕事をしているのかが分からなくなって、正直ちょっと病んでいました。
そんなとき、たまたま気まぐれで簿記検定の勉強を始めました。面白かったんです。それで簿記関係の仕事を色々調べ、顧客と密に接する仕事ができそうな税理士になりたいと思い、この業界を選びました。
A. 外見や雰囲気になりますが、きれいな事務所でした。
最初に事務所に入ったのは面接のときで、派手なわけでなく整然とされているなと感じました。
A. 税理士の先生が複数名在籍していたことです。
それぞれの先生がそれぞれの考え方を持っていますので、税理士を目指す身としてはこれ以上の環境はないだろうと思い、税理士法人徳島を選びました。
A. 税務・会計とは全く無縁の仕事をしていましたし、決算や確定申告に対して小難しい印象を持っていたのでついていけるのかは不安でした。
実際小難しいところはありますが、先生や先輩方も優しいですし、基本的にルールが決まっていることなので今のところ大丈夫です。
A. 前職が公務員だったことによるメリットは正直ないです。
ですが、工学系の大学を卒業していますのでパソコンの扱いには比較的慣れているほうだと思います。効率化できるように自由にやらせてもらっています。
A. アナログ作業が多いことです。
2013年にオックスフォード大学から「雇用の未来」という論文が発表され、AIの発達により今後なくなると言われて早8年の会計事務所の仕事ですが、まだまだアナログの作業は多いです。とは言っても、ずっと現状のままではないと思います。間違いなく、変化が求められる時期であると思います。
A. お客様の経営上の重要な判断に関われることです。経営者と密に関わることができる職業はあまりないと思います。そのためにも自分自身の知識や考え方をアップデートしていかなければならないと思います。
また、それが税理士試験へのモチベーションにもつながっていると思います。
今後は本当に経営の役に立てる会計を考えていかなければならないと思っています。過去に起こったことを記録していくだけでなく、お客様の未来のことを考えた会計をしていきたいです。
A. 自家用車で移動します。
毎月走行距離や駐車場代の領収書を提出し、それに応じた金額が給料日に清算されるので自己負担はないです。
A. まだないです。強いて言うなら、携帯を車に忘れたときに取りに行くのが大変です。駐車場が少し離れているので運動不足の私にはきついです。
A. 社内に研修委員会というのがあり、様々な研修が行われています。
最近では月に1回2時間、みんながそれぞれ何でも好きな勉強をしてもいい時間があって、私は税理士試験の勉強をしています。勝手にボーナスタイムと呼んでいます。
A. 私はコロナ渦の中で入社したので、まだ事務所の行事に参加が出来ていませんが、忘年会や確定申告お疲れさま会を始め、年間を通じて様々な行事を行っているそうです。楽しそうですね。
A. 土日祝日が休みで、お盆休み、お正月休みもあります。
私は税理士試験の勉強をしています。あとは仮面ライダーと大河ドラマは毎週欠かさず見ています。今年の大河ドラマは渋沢栄一の物語ですね。日本における税制の整備や株式会社の成り立ち、複式簿記の採用など、私たちが今行っていることのすべての基礎が出来上がっていく過程を見ることができるのでとてもワクワクします。
A. まずは税理士になることです。会計と税法についての知識をしっかりと身につけて、お客様のお役に立てるよう頑張りたいです。
あとは、貸借対照表をしっかり見ることができるようになることです。損益計算書だけではお金の動きを把握しきれません。法人税の計算に使われる益金、損金だけではなく、損益計算書には出てこないお金の動きを把握し、その時々における最適な提案をしていけたらと思います。
A. 自分の考えを持っていて、慣例などに対して問題提起をしていける人と一緒に働きたいです。
個人的には税理士試験を受ける人が何人かいてほしいです。
A. 法律は毎年改正されますし、会計基準にも改正があります。勉強をし続けなければなりません。
もちろんみんな協力してくれますが自身の努力は必要で、そこでのギャップが大きいのではないかと思います。
ですが、知識の共有が積極的に行われている環境で、一人で悩むことは少ないと感じます。入社後に未経験者向けの研修も受けることができるので多少は安心できると思います。
A. 平成19年に大卒で地元銀行へ入社しました。
銀行ではテラーとして窓口業務を2年半。次にフジグランのれいんぼ~プラザで住宅ローンなどの相談業務に従事し、そこから個人のお客様の外回りになりました。その後、法人のお客様を主に担当するようになりました。そして平成29年に税理士法人徳島に転職し、主に法人担当をしております。
A. 大きく2つの理由があります。
一つは県外への転勤の可能性が高まってきたということです。もう一つはお客様のためにもっと深く関わりたかったことです。
銀行時代はどうしても、お客様へさまざまな情報を提供することで貢献できるという想いがある反面、ノルマもあるので、融資やなんらかの商品を販売することで数字に繋げなければならないという気持ちがありました。銀行も株式会社である以上は営利を追求すべきであることはわかっていますが、お客様利益よりも銀行の利益優先になっていることに葛藤もありました。
あとは、銀行は長くても3年で転勤になるため、お客様と将来の事業計画を立てる時にも影響が出ることがありました。例えば3年先に社屋の立て替えの計画があったとしても、自分の在籍している期間ではないので自分の成績にも結び付きませんし、なによりその場に自分が立ち合えないことが歯がゆい時もありましたね。税理士法人ではそのような縛りが無いのでお客様のためにもっと深く関われると思ったからです。
A. 転職された先輩方の転職先としては、商工中金や保証協会、政策金融公庫、帝国データバンク、損害保険業などがありましたね。
私の場合は、最初は銀行員時代のスキルを活かしてできる仕事って何があるかな?と考えて知人に相談したら税理士法人という選択肢をいただきました。
経営者さんと、融資だけでなく家族や従業員さんのことまで踏まえて話ができると思い税理士法人を選びました。
A. 私は徳島県の大手の税理士法人はHPで全て調べました。
他に面接を受けに行った事務所もあります。その時に事務所の将来性には着目しましたね。まず個人事務所は避けて法人にしました。
次に従業員さんの規模や、税理士の先生の人数や年齢も気にしました。10年、20年先にも安定していると思った事務所を選ぶ必要があると思ったからです。
最後の決め手は私の上司になる税理士の北條との面談ですね。
筆記試験の後の事務的な面談ではありませんでしたし、私が尊敬している銀行時代の元上司と考え方が似ていました。
今も一緒に顧客の所に行った時に厳しいことも話しますが、お客様のことを思って言っているのがわかるので信頼関係が出来ています。
お客様がどうやっていきたいかなどを共有しているからこその人間的感覚がいいなと思いました。
A. 私は営業畑で男性が多い業種だったので、女性が多い職場での人間関係に心配はありました。
でもみんな良い人ばっかりで今は楽しく仕事ができています。
同じ銀行員さんでもテラーの方などは、外回りに出たり、経営者に直接会うことには不安があるかもしれませんが、人と話すのが嫌いじゃなければ大丈夫だと思います。
A. 銀行員時代の経験では通用しない場面がありました。決算書の見方が違うように感じます。
銀行員時代はどうしても、この会社に融資ができるのかどうかという目線でしたね。ノルマがあったので。
銀行員時代は出来上がった決算書しか見ませんが、税理士法人では決算書が作られる過程を経験するようになります。
利益がどうやって導き出されているのかを現場で感じることや来期をどうしようかという目線もできました。
業務では簿記をマスターしている訳ではなかったので仕訳や税務的な判断は慣れない所がありました。その都度先生や先輩が教えて下さりますが、まだまだ時間は必要だと思います。
A. 必要とされる存在になることです。それはお客様からも事務所のみなさまからも。仲間になるという表現でしょうか。
銀行員時代の経験から資金調達の話になるとお役にたてていると感じます。ただ、今となってはもっと決算書が読めるようになって、未来の税金がどれくらいいるかとか、キャッシュフローなど財務がわかれば、お客様にもっと良いタイミングでもっと良い情報提供ができていたのではと思います。
あとは、社長や従業員さんなどとも密に関われたらと思います。経営者は銀行員の前ではどうしても、融資を受けたいとか、金利を下げたいとかで、現状を良いように見せる必要があると思います。決算書を作っていくという税理士法人だからこそ、家族のように悪い所も、困っている所も見せて一緒に助け合ってやっていける存在になりたいです。
A. 銀行時代に比べると、ストレスも減り、充実した日々を過ごせています。
もちろん良いことばかりでもなく、事務作業に追われている時もあります。3月などの繁忙期の残業は覚悟する必要があります。
ただし年間を通すと銀行時代の残業と比べると少ないです。何より、綺麗ごとではなく、今の仕事はお客様のためにできる仕事だと胸を張って言えることが、私が転職をしてよかったと思う理由です。
人の役に立ちたい、お客様と一緒に将来に向かって頑張りたいと思っている方と一緒に仕事がしたいと思っています。
A. 出身は香川県ですが、結婚を機会に以前の職場を退職し徳島県に来ました。
入社は平成29年6月で主に法人を担当しています。
A. 商業高校を卒業し税務・会計の業界に就職しました。
香川県で初めて就職したのは個人事務所で、次に税理士法人に転職しました。
そして現在で3事務所目になり業界経験は10年以上になります。
A. 最初は不安でいっぱいでしたがみんなが親切に声をかけてくださって嬉しかったです。
同世代も多く、また委員会や交流会など違う部署の方と関われる機会も多いので相談しやすいです。
A. 処理の仕方は違うが基本的には最後に必要なものは一緒なので、特に問題は無かったです。
一つの関与先を一人で担当し、訪問も一人でいきます。
その点はプレッシャーに感じる部分もありましたが、その場で解決できないことは持ち返って先生やみんなに相談できる環境があります。
A. 私がまだ以前の仕事をしていた期間だったので、面接を休日に行っていただけました。
税理士の先生が数名いる税理士法人で、従業員さんの人数も多く安定感を感じました。
また以前も税理士法人だったので前とイメージが似ていたとも思います。
A. 月によって異なりますが、普段は定時などに帰れています。
もちろん3月などの繁忙期の残業は避けられません。今の部署は残業をしても20時までで帰ることをチームみんなで心掛けています。
忙しい時に独りと思うとしんどいですが、助けてくれる職場だと思います。
A. 最初は昇級についてどういう仕組みかわからない場面もありましたが、「あしたのチーム」という評価が導入されました。
現時点では仕事もプライべートも両立することができています。
A. お客様の対応に慣れず悩んだことがありました。帰って先生に相談するとそのお客様の接し方について指導を下さりました。
その後はお客様の所にいく時には、まず相手の話しをしっかり聞くことで以前よりも雑談を交えた話しをたくさんして下さるようになりました。
A. 明るく前向きで優しい人と一緒に働きたいです。困った時に声かけてくるような気遣いができる人がいいです。
A. 税務・会計には終わりが無く、正直自分の能力が無いと感じた時に適職ではないのではと落ち込みこともありました。
ただ、自分の能力アップをすることでお客様にも提案ができると思うので、目の前にあるお客様のために必要な知識は調べて伝えてきました。
プレッシャーに強い方ではありませんが、今までを振り返ってみるとそれが平坦ではないやりがいとして続けられてきたのかもしれません。
会計事務所は堅苦しいイメージがありますが、みなさん親切で働きやすい職場だと思います。